どうもこんにちは、むらっちです。

稲盛和夫著の「こころの育て方」を読みました。

私はAmazonのプライム会員に入っていて、
プライム会員だとPrime readingといって追加料金なしで
数百冊の本が読めます。

なので
最近本を読みあさってます(笑)

本数冊読んだら元取れちゃうので
オススメですよ~。

で、そのPrime readingの中にあったのが
この「こころの育て方」です。



私大人向けの本だと思ってポチったんですが、
中開けてみたら、ひらがなばっかりでビックリしました。。

小学生向けの道徳本なんだそうです。

せっかく借りたので全部読んでみたんですが、
子供が読むには補助が必要な本だなぁという印象。

でも大人が読むとビジネスの観点で
学ぶ部分がたくさんあります。

稲盛さんは経営のトップの方ですからね。
そりゃそうか。

ということで
今回は読んだ感想と、
もっとこうしたらこの本は理解しやすくなるんじゃないか
という視点も含めて書いていきたいと思います。

「心の育て方」の著者、稲盛和夫とは?

この本を書いた稲盛和夫さんとは
「京セラ」の創業者の方です。

京セラ立ち上げ後は
電話会社のKDDIを立ち上げ
JALの再建にも貢献しています。

会社を立ち上げた人っていうと
有名大学出ててさぞかし立派な経歴の持ち主なんだろうな~
と想像してしまいますが、
実は失敗続きの人生だったそうです。

小さいころは
1度泣いたら3時間は泣き止まないくらい泣き虫

中学の時に結核にかかる

中学受験に2度失敗
行きたかった大学にも入れず
就職も希望の会社へは入れなかったそうです。

それでも上を目指していけたのは
稲盛さんの考え方にあります。
人生についてもっとも大事なことは、よいこころを育てていくこと。
人がこころに思い描いたことは、かならず人生の結果としてそのとおりにあらわれてくるから

こころが整っていればいい人生に、
こころが整っていなければ悪い人生になると考え、
できるだけよいこころを持つように努力してきたのだそうです。


この本では稲盛さんが考えるいいこころとは?
その具体的な内容が書かれています。


ざっと書くと

・思いやり
・燃える気持ち
・ど真剣に取り組む

こんな感じです。

ここからは一つ一つ解説しつつ
私の意見も書いていこうとおもいます。


「こころの育て方」思いやりのこころ

この本ではこころには二種類あると
書かれています。

・利己のこころ
・利他のこころ
です。

で、稲盛さんは
利他のこころを身につけようね、と言っています。


利己とは
「自分がよければいいというこころ」

利他とは
「ひとを助けてあげたいと思うこころ」
のことです。


すごくいいなと思ったのがこれ。
人はついつい自分が得することを一番に考えてしまうけど、他人のことを考えて「してあげる」のがたいせつ。

これ、頭ではわかってるんですけど、
実際はできてないこと多いと思うんですよね。


自分でビジネスしてると特に感じます。


稼ぎたい!売りたい!って気持ちばかりが先行してしまって、
相手が何求めてるなんて考えてない
・・・なんてことを私も一時期やっちゃってましたし、
世の中の接客や営業を見てても感じます。


これいいんですよ!買ってください!ばかりで、
押し売りしてくる営業マンとかいますよね。


まさに利己のこころです。


こういう人と会うと
成績伸びないだろうなぁと思ってしまいます。


ビジネスで稼ぐにはまず、
お客さんに価値を提供するのが最初です。

価値を提供した代わりにお金がもらえます。


価値提供っていうのは、ものを渡すだけではなく
相手が困ってること助けてあげたり、
相手の望むことをしてあげることも価値提供です。


暇してて話相手が欲しいおじいちゃんの話を
聞いてあげるのも価値提供です。


人はいいことをしてもらったら、
返したくなる心理が働きます。


価値を提供することで、自分にも返ってくるのです。


話聞いてあげたら喜んでくれて、
「ありがとう」と飴ちゃんをもらう。

これがビジネスの形です。


飴ちゃんがお金になるだけの話。


だから自分でビジネスしたい人はもちろんですが、
売り上げ成績あげたかったり、誰かと仲良くなりたいのであれば
徹底的に価値を提供することです。


他人のためは自分のためという考えを持っていれば、
他人のために行動でき、
結果自分にも返ってきます。


打算的でヤダっていう人がいるかもしれませんが、
私は仏のこころは持っていないので
100%人のためを思って尽くすのは
正直しんどいです。


やっぱ自分は大事ですから。


だから打算的でもいいと私は思います。
結果ちゃんと相手のためになってるなら。

「こころの育て方」燃える気持ち

稲盛さんは強く思うことで
夢は必ずかなう!と断言しています。

熱意・情熱が大事ってことですね。


強く思わないと思いをかなえることはできない
目標が大きければ無理かな、うまくいかないかなと弱い気持ちになる
まわりの人から「そんなのきっとムリだよ」と言われることもある
でも思わなかったら何も始まらない
絶対にやるんだ!と強く思うことからすべては始まる
ほんとこれはその通りで
なんとしてもこれをやるんだ!って気持ちがなければ
動きだすこともないので
夢をかなえることは不可能です。


夢は行動して初めて叶うものだと
私も思います。


その反面、
気持ちだけでがむしゃらにやるのって
難しいなぁと思います。


これは自分がそうなんですが、
私はネットビジネスで稼げるようになるぞ!
と意気込んでビジネスの勉強を始めました。


最初の頃は毎日ずーっとパソコンの前に座って
記事を書いたり、本や教材で勉強して・・を
続けていました。

最初はやる気があるので
勉強も作業も進んでいきます。

でも人間って最初はかたく決意したことでも
時間が経つとその決意が薄れていきます。


最初はうおおおおおお!!!と
松岡修三のような熱い気持ちでやってたのに、
1週間、2週間経つにつれて
ロウソクの炎が小さくなっていくように
モチベも小さくなっていきます。


そうすると
最初は1日8時間はビジネスの勉強に充ててたのに
気づけば1日3時間になり、
その3時間もダラダラやって
中身の薄いものになってました。


時間が過ぎるばかりで
一向に稼げるようになりません。


稼げないからさらにモチベは下がります。


自分には才能がないじゃ・・・とか
言い訳し、自己否定し
さらに作業が手につかなくなります。

私の場合はビジネスでしたが、
これってビジネスだけじゃなくて
勉強とかスポーツでも一緒だと思います。

モチベーションの維持は
気持ちだけでは難しいと私は思います。

じゃあどうモチベーションを
維持すればいいのか?

それは小さな成功体験を作ることです。

どんな小さなことでもいいです。

例えば
今日は1~30ページまで勉強するんだ!という
目標を立てます。

この時にノートとかスマホのメモでもいいので
何かに書いておくといいです。


最初に大きすぎる目標を立てると
達成できないときに自己否定に陥るので
最初は絶対にできる目標にします。

で、一日終わってそ目標ができたかどうか
チェックします。

ちゃんとできたらメモ書きのところに
チェックを打ちます。

そして自分を褒めます。
ちゃんとできたじゃん、自分エライな、と。


これを毎日積み重ねれば
確実に前に進みますし、
自分がどれだけやってきたか?が
見える化できます。

小学生とか幼稚園の頃、
宿題とか課題できたらシールを貼った経験ってありません?

私はシールが毎日増えていくのが楽しかったし
「私ってこんなに頑張ったんだな」と
嬉しくなったのを覚えています。

ラジオ体操に出た時に
貼ってもらったシールもそうでした。

達成感があって、
自分やればできるじゃん!と自信になりました。

自信になればやる気もわきます。
やる気が出てばモチベも上がります。

達成感→自信→モチベアップ
って流れです。

バカバカしいって思うかもしれませんが、
私はこれでビジネスの勉強をサボらず進められています。

そのおかげで収益も少しずつ伸びてきました。

諦めずに続けてよかったなぁ。


強い気持ちはもちろん大事です。
でもその気持ちを維持させるための工夫も
同じくらい大事だと私は思います。


「こころの育て方」ど真剣に取り組む

これは一言で言うと
努力しなさいよってことですね。

稲盛さんは今は大きな会社の社長だけど、
会社を作ったばかりのころはとても小さな会社だった
他の会社に負けないように毎日をど真剣に頑張った。
まわりの人は「そんなにがんばると続かないよ」と心配していたけど
それを続けて頑張り続けて大成功した。
強いこころを持っていれば走り抜けられる

成功している人は例外なく努力しています。

スティーブジョブズや孫正義などの
優秀な起業家は常に勉強していますし、
イチローや大谷正平などの
優秀なアスリートも常に練習しています。

成功するためなら
努力するのは当たり前の世界です。

努力しなくていいのは
世の中の1%の天才だけで、
私を含め残りの99%の凡人は努力が必要です。


他よりも抜き出た存在になりたいのなら
圧倒的に努力することだと私は思います。

ですけど、
何も考えずにただひたすら努力すればいいかというと
そういうわけではありません。

日本は努力しろ!という教育を
幼い頃からされているので
努力している人は多いと思います。


だけどなかなか成功しないのは
「ただ努力すればいい」と思ってるからです。

努力の方向を間違えてる人が多いんです。

例えば私は
頭よくなるために本をたくさん読もう!と
本を買ってたくさん読んでいた時期がありました。

毎週本屋さんに行って
「これ読んでみたいなぁ」って本を1冊2冊買って
ひたすらに読んでました。

新しい知識が入ってくるので楽しいし、
やってる感がありました。

だけど頑張って次から次に本を読んでも
頭はよくならないし
本の内容は1か月もすると忘れていました。

本を読むという努力はしていたんですが
頭がよくなるための努力ではなかったのです。

知識を頭に入れて身に着けるには
復習とアウトプットが必須です。


本を読む、知識を入れるのはインプットです。
インプットした知識を人に教える、
喋る、使う、がアウトプットです。

知識は反復してアウトプットをしないと
使えるようになりません。

なのに私は新しい本を読み続けて
インプットばかりしていました。

しかも1度読んだ本をもう一度読むことがなかったので
記憶にも残っていませんでした。


これでは努力も水の泡です。。

今は正しい記憶法、勉強法を身に着けたので
努力したらしただけちゃんと身になるようになりました。

本を読んだら日常生活レベルで使える知識に
落とし込むこともできます。


この経験から努力の方向を考えるのが
めちゃくちゃ大事だと学びました。

例えば
足が速くなりたいのに鉄棒の練習ばかりしてる、とか。
努力の方向間違えてますよね。

もしかしたら鉄棒の練習で鍛えられた足が
走るのに役に立つかもしれないけど、
それよりも50mダッシュを毎日10本とかやってたほうが
はるかに効率いいですよね。


習字がうまくなりたいのに、
ボールペンの練習ばっかりしてるとかもそうです。
100%関係ないわけじゃないけど
それって遠回りじゃん、って話です。

遠回りせずに最短で行けるルートを探し、努力する。

これが超大事だと思います。


そのうえで失敗することもあると思いますが
それはダメだったっていうデータが取れるだけの話です。

この本にも
”しっぱいゼロの法則”として書かれてます。


稲盛さんは仕事でどんなに失敗してもけっして諦めなかった
その結果大きな夢をかなえた
失敗しても失敗したと思わずに、成功するまで続ければそれは失敗じゃなくなる
日本人は失敗ダメみたいな風潮がありますが、
それは違うなと思います。

失敗はうまくいかなかったというデータで、
次はそれをやらなきゃいいだけの話です。

失敗から学べばOKなのです。

失敗することを恐れて行動しないのが
一番ダメなので失敗上等!で私はチャレンジしてます。



子供に教えるなら親の補助が必要

この本の内容を子供に理解してもらうには
親の補助が不可欠だと思います。

本を渡して
「はい、学んでね。」は難しいと思うのです。

書いてあることは正論だと思うんですけど、
もし私が小学生の頃にこれを読んだら
「ふーん」で終わっちゃうと思うんですよね。

なぜなら表現がかなり抽象的だから。

例えば・・

努力していればきっといいことがおこる
って書いてあるんですけど、
いいことって何?って感じなんですよね。

どんないいことあんの?って思います。

これはたくさんの子供に充てた本なので
表現が抽象的になるのは仕方ないんですが、
これでは子供の心に刺さりません。

なので親がしなきゃいけないのは
いいことしたら具体的にどんないいことがあるのか?を
伝えることです。

そしてそのいいことは
その子にとって嬉しいことである必要があります。


サッカー好きならサッカー上手になるよ、
美意識高い子にピアノ頑張らせたいなら
ピアノ頑張ると手が細くてキレイになるよ~とか。笑


具体的にその子が好きなこと、
なりたいものになれるよって言ってあげることで
やる気を出させることができます。

これを伝えられるのは子供のことを良く知っている
お母さん、お父さんが一番だと思います。

子供を動かしたい!と思うときに
使ってもらえればなと思います。



仕事への情熱は教える前に「できてる?」と自問自答

最後に気になった部分をはコレ。
仕事について書かれているところです。

働くときは人に言われてやるより、言われる前に自分からやる燃える気持ちが大切
燃える気持ちでやれば勉強や仕事もうまくいく。
自分が燃えるために一番いい方法は仕事を好きになること
いやいやする勉強と、覚えることが楽しいと思いながら勉強するのとでは全然違う
全てのちからをうちこんでいけば大きな自信が生まれる
これ、確かにそうなんですけど、
仕事を好きになるにはどうしたらいいか?
の部分が抜けてるなぁと思います。

仕事好きって思わせるには
「背中を見せる」ことです。


言葉ではなく
楽しそうに仕事をしてる姿を見せるんです。


でも、100%の情熱を持って
仕事してる人って少ないですよね。


飲み会に行ったら
給料が安い、会社の体制がうんちゃら、
上司のあそこが嫌、など愚痴ばっかりです。。


仕事が大好きだーなんて言ってる人
今まで働いてた会社ではほとんど聞かなかったです。

みんな宝くじ当たらないかな~って言ってました(笑)

そんな状態の大人を見て
子供が仕事したい!!って思うか?って話です。

少なくとも私は思いませんでしたよ。

両親の働く姿や言葉を聞いて
大人の仕事ってツライんだ、働きたくないなぁ
とか思ってました。

大人になりたくねぇーってよく言ってました。
ピーターパン症候群ですね。



子供は大人をよく見ています。

「子は親を写す鏡」というように
幼い頃の価値観は親の影響が強いです。

仕事つまんなそうにしてる姿を見せるということは
「仕事ってつまらんよ」と子供に言ってるのと同じだし、
仕事つまらんと教育していることになります。

おおげさなって思うかもしれませんが、
それくらい親の価値観は子供に影響します。

親が心から楽しくてやってることを
子供がキライになることは少ないです。

私の場合、
母親は裁縫が好きで、学校から帰ると
毎日のように何かを作っていました。

そんな姿をずーっと見てきたからか
高校生になって何か作ってみたいな、
という気持ちが沸いてきました。

親に教えてもらいながら簡単なスカート作ったり
ポーチ作ったりしてるうちに
裁縫の楽しさに目覚め、
高校卒業後、ファッションの専門学校にすすみました。

親の楽しそうな背中を見て
私も影響されたんですね。

子供に教育したいのであれば
背中を見せるのが一番簡単な方法です。

親が情熱を持ってないのに
言葉で情熱を持てって言っても子供には響きません。

仕事楽しいって教えたいなら
仕事を楽しんでる背中を見せるべし、です。

「こころの育て方」まとめ

この本は大人でもハっと気づかされる表現が
各所にあるので、大人も見て損はない本だなと思います。

ただ、お子さんに道徳本として見せるのであれば
お母さんお父さんのサポートは必須ですよ。

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