怒鳴る子育てから抜け出すために向き合わなくてはいけない3つのこと

怒鳴る子育て1

突然ですが、子供と向き合っていて無性にイライラすることってありませんか?

普段なら特に気にならないようなことまで子供のすること全てに腹が立ってしまう。

「ねぇお母さん」と声もかけられたくないのに、子供のすることのあれもこれもどれもそれも全て先回りしてやめさせたい。

果ては大声で怒鳴ってしまったり、ネチネチと傷つけるようなことを言ってしまったり。

もっと重症化すると手が出ることも…

そんなの嫌ですよね?

怒鳴っているお母さんだって怒鳴りたいわけじゃないんですよね。

告白すると私は怒鳴りまくって手も足も悪口も出ます。

ハッと我に返るとそこに残るのは聞こえない振りを会得した兄貴ズと際限ない自己嫌悪と罪悪感。

こんなことはもう終わりにしたい!

いつもはつらつと笑っている明るいお母さんになりたい!

楽しい子育てがしたい!

そのために向き合わなければいけないことを一生懸命考えました。

1.怒鳴ってしまうのはどんなとき?

いつも怒鳴っているわけじゃないんです。

子供の話しや意見も聞けて、穏やかに毎日を楽に楽しく過ごしている期間ももちろんあります。

そういうときは子供も落ち着いていて、こちらの言うこともよく分かるしお手伝いもしてくれて、一日の流れがとてもスムーズです。

それが些細なきっかけでまるでスイッチが切り替わるように怒鳴るモードへシフトしてしまいます。

しかもそのきっかけが本人にはまるで分からないんです。

突然怒り始める人を“キレる”って言いますが、本当に私の中で“プチン”と音がするようなときがあります。

でも分からないままではあまりに困るので一生懸命生活を振り返って考えました。

私の毎日はひたむきに子供のお世話をして家のことをして過ごしています。

家事や育児の合間を縫っては趣味のお裁縫や遠方に住んでいる友人とLINEでおしゃべりすることも程々にはしているんですよ。

こうして息抜きもしているし、主人も家事や育児に口やかましく干渉するような人でもありません。

私が作ったご飯にケチをつけたことなんか結婚する前も、した後も一度だってありません。

食べ過ぎを注意してもモリモリ食べるような人でとても助かっています。

それに私自身は現在、仕事にも出ていないので私の生活パターンが大きく変わることはそうないと思っていたのですが、ひとつだけ私ではどうしようもないことがっ!?

それは主人の仕事の関係。

主人の仕事が忙しくなり、出張で何日も家を空ける。

残業などで子供たちのお風呂の時間に家に帰っていない。

休日も仕事が忙しかったからという理由で家のことも程々に目の前でダラダラ過ごされる。

そんな日が続くと私は段々とおかしくなります。

子供たちは三者三様に自己主張をし、そんな子供たちをひとりで相手しながら食事を作り、食べさせ、お風呂に入れる。

毎日こなしているから慣れているような気はするのですが、それでも着実に疲労が溜まるようで…段々と怒鳴り始めます。

つまりきっかけは私の「余裕のなさ」だったのです。

怒鳴る子育て2

時間や用事に追われ、ひとりで3人みていることで常にてんやわんや。

そうしていると今度は私の自由時間はザックリとなくなります。

そういう時に限って、あれしたい。これしたい。あれしなきゃ。これもしておかなきゃ。ということが妙に頭を駆け巡るんです。

でも忙しくてできない。からの~ストレス溜まり~の、怒鳴る。

怒鳴って聞かなければ手が出ます。

手が使えなければ足だって出ます。

だって子供の用事が全て終わったら少しでも自由時間が取れるんですもの。

だって子供が大人しくさえしていてくれれば、お茶をこぼしたとか服を汚したとか、部屋を散らかして足の踏み場がなくなっているなんてこと起こらないんですもの。

だから「早くして!」と子供を急かす。

だから「触るな!するな!」と怒鳴る。

少しでも私に余裕ができるようにと育児を手伝ってくださる方もいます。

そりゃあもぉ、チビたちを実の孫のように可愛がってくれる伯父夫婦ができる限りのバックアップをしてくれます。

足を向けては寝られないほど!

感謝してもしきれません。

しかし、私はそれでも怒鳴るんです。

そこでまた考えました。

余裕のなさや慢性的な疲れも“怒鳴る”ことの要因の一つであることは間違いないと思います。

けれどそうでない何かもあるのかも…と。

思い余って市が主催した心療内科医による育児相談に行ってみました。

心療内科とか精神科とか正直しきいも高い気がしますし、そもそも「鬱とか言われたらどうしよう」と思うと予約の電話をするにも何日も悩んで、結構勇気がいりましたが、今のままで過ごしたくはない!と出かけていきました。

心療内科の先生に日常生活でイライラが募り、限度を超えると吐き気まですることがある。

子供を叩いてしまうこともしょっちゅうあるので困っているし改めたいのだと素直に伝えました。

すると先生は意外なことを私にお聞きになりました。

「あなたのお母さんかお父さん、またはどちらもかもしれませんが厳しい方ではありませんか?」

「!!??」

エスパーか何かかと思いましたよ(笑)

父は娘可愛いw孫可愛いwのソフト&マイルドで時々面倒な人なのですが、母は一旦火が付くと類焼、延焼当たり前の人です。

10代の頃はそれでも「私にも意見がある!」と母娘喧嘩を挑んでいましたが、それも20代ではすっかり止めてしまいました。

だって私が何を言おうと彼女の意見は変わらない。

私のことを馬鹿にしたような発言をするのに、その逆を私がすると親というスタンスで注意する形を取りつつ、その発言自体を許さない。

話をする甲斐がありませんよね。

喧嘩をして周囲を不快にするくらいならば私が母の発言に寛容になればいいだけのことだと悟りました。

しかしそれがいけなかった。

とことんまで喧嘩をしなければいけなかったようです。

10年母の顔色をうかがいながら、無難な話をして何を言われても何も言い返さずに過ごしました。

そうしているうちに私は母に意見することが怖くなり、できなくなりました。

いつの間にか母が私の神になっていました。

先生がおっしゃるには“小さい頃からの積み重ね”なのだそうです。

注意をするときにお尻をつねられる。

言うことを聞かないと感情的になってまくしたてられ、反論できなくされる。

幼い時に知らず知らずに傷付いていたことが子育てを始めたことで表に出てきたのではないかということでした。

怒鳴る子育て3

それを聞いてとてもショックでしたし、怖かったです。

私の身に降りかかったことはもう済んだことなので今更どういう風に取り返すこともできませんが、今の私がチビたちにしていることは現在進行形なんです。

しかも兄貴ズは男の子。

その彼らが大きくなって、もしも自分の奥さんや子供に手をあげたりしたら…

まだ来るかも分からないお嫁さんに心の中で謝りました。

どうにかしなければいけない!ずっとそう思ってきましたが、あの時が今までで一番必死にそう思いました。

先生はそのイライラを取り除くためには薬よりもカウンセリングがいいかもしれないと仰っておられたので即その場で予約して帰りました。

2.怒鳴るとお母さんも子供も傷付いてる

最初にイライラが募り、怒鳴るようになったのは次兄くんがお腹にいる頃だったような気がします。

妊娠中で身体がしんどいということもあり、些細な事でも長兄くんを叱る。

彼が大好きなお散歩に行きたがるのはそれが日課なので何もおかしくないのにイライラするんです。

そして出かけたら今度はその時間をただ消化しようとするように「早く歩け」と子供を急かす始末…

それまでは

「通ったことがない道だから行ってみようか!」

「お花が咲いてるね。これは○○っていうお名前なんだよ。」

「落ち葉踏んでごらん。がしゃがしゃいっておもしろいよ!」

という感じで、楽しいお散歩をしていたのできっと長兄くんは私には想像できないくらい悲しくて、どうしてイライラされるのか不思議だったと思います。

その頃の私は気付いていなかったのですが、どうもうちの長兄くんは扱いやすいタイプの素直な子供だったようで、一生懸命我慢していたようです。

怒鳴られても邪魔にされても、次兄くんが産まれて構ってもらえなくてもひたすら耐えて耐えて頑張っていたようでした。

お母さんに嫌われたくない一心で、役に立とうと努力していたんです。

けれど当時はまだ2歳。

どんなに頑張っていても長く続くわけはありません。

そんな生活を続けていると遂に長兄くんに異変が起こりました。

3歳になって幼稚園に入園したのですが「幼稚園に行きたくない!」とごねるようになったんです。

入園したての子供にはよくあることだから~と様子をみていたのですが、半年以上経っても改善されず。

果ては行く時間になると隠れるようになりました。

怒鳴る子育て4

それがまた私をイライラさせました。

朝から3歳児とガチバトル。

主人はそれがどれだけ大変かを説明しても全く理解してくれず。

とにかく幼稚園にだけは泣いても喚いても行かせろ。というだけで自分は長兄くんに声かけひとつもしてくれませんでした。

そしてそれがまたイライラにつながり夫婦仲は最悪に。

今考えるとあれはシグナルだったんだと思います。

次兄くんはお家でお母さんといるのに、自分だけバスに乗せられて家から15分も離れたところへ連れていかれる。

厄介払いされたような寂しい気持ちがしていたようです。

そしていつも仲良くしていることが自慢だった両親がギスギスしている。

何とかしたいけれど、彼自身も今までに我慢してきた分でとっくにキャパオーバー。

結局、最初に入園した幼稚園は辞め、幼稚園恐怖症を克服すべくあれこれと手を尽くし、今は家から350mのところにある保育園に次兄くんと一緒に通っています。

長兄くんが語るところによると…小さい頃からのお散歩コースで見ていた保育園。

大きくなったらここに通うと思っていたのに、お家から遠くに連れていかれるのが嫌だったんだとか。

「ぼくはね、おうちのちかくがよかったの。」だそうです。

晴れて願いが叶った長兄くんは年長児になり、自分にも自信がついてきたのか得意になって通園しています。

子供でも一生懸命に考えているようで感心しました。

こんな風に怒鳴ることを止めて、ゆっくりと話を聞けば分かることもたくさんあるんです。

感情的にならなければお互いに考えていることが伝わりやすいですし、子供でも納得さえしてくれれば言うことも聞いてくれます。

うちの場合にいけないのは一方的に「○○しなさい!」と命令することと、言うことを聞かないから叩く。というのは絶対的なNGです。

長兄くんにたまに叱られるのは「確かに僕が悪かったかもしれないが、叩かれるほどのことはしていない!」と言われます。

子供なのでここまで流暢に説明はしてきませんが、彼の言い分を整理するとこういうことらしいのです。

子供の方が余程大人ですよね…

怒鳴っているときは感情に任せて子供の頑張りを否定するようなことも言ってしまいます。

「あんたがこれをしてないのがいけないんでしょ!」

「おもちゃを片付けないなら全部捨てるよ!」

「ほ~らまた聞いてない。お母さんの話なんかこれっぽちも聞きたくないわね~。」

「少しは周りを見て、考えて動きなさい!」

「邪魔!鬱陶しい!」

ここに書いているだけで、こんなことを保育園に通っているくらいの子供に言っている自分に涙が出そうです。

できなくて当たり前なのに。

できるように教えてあげるのが私の役目なのに。

イライラがピークにくると傷つけるようなことしか口から出てこないんです。

言ってしまったあとで起こるのは自己嫌悪ばかり。

こんなことを言われて可哀想に、あんなに頑張っているのに可哀想なことをしてる。

ごめんね、ダメなお母さんでごめんね。本当にごめんね。

そう思っているところへ母が「あんたは子育て向いてないねぇ。」とか「神経質すぎるんよ。要領も悪いし。」と追い打ちをかける。

母にとっては叱咤激励のつもりでも、その言葉はまるで呪いのように私の頭にこびりついて、少しずつ育つ“子育てへの自信”の芽を片っ端から摘んでいきます。

私がしゃんとしないから家がうまく回らない。

私がしたいことなんか全部しないで、チビたちと遊んでやらなきゃいけない。

怒らないで。イライラしないで。なんでもゆっくり教えてやらなきゃいけない。

全部私が悪いんだ。

そうだ!私が悪いんだ…

本気でそう思います。

そう思うのに繰り返すから、子供を怒鳴り始めると吐き気がこみ上げてくることもあります。

身体が起こす拒否反応の一種だそうです。

もう、ひとりで抱えていられませんでした。

怒鳴る子育て5

主人との間もなんとなく風通しが悪く、言いたいことも言えずに彼と食卓を囲んで家族で食事をしていると全く食欲がわかなくなることも増えていきました。

とても寂しかったんです。

全く知らない土地にきて、嫁いできた当時の主人は不定時不定休の仕事をしていたのでほぼ独りぼっちで過ごしていました。

そんな時に授かったのが長兄くんです。

毎日「可愛い。可愛い。」と言って面倒見ました。

少しでもできることが増えると嬉しくて嬉しくて仕方なかった。

どんなにしもぶくれのぶちゃいくな顔でも私にとっては何より可愛い大事な赤ちゃんでした。

それなのに今では怒鳴ることの方が多い自分が本当に本当に悲しいんです。

私の放つ言葉で彼が傷付いているかもしれないと思うと言いようもなく申し訳ないんです。

最近子供がべったりで困る・・・
もう大変!2歳のべったり攻撃!なるべく早く離れられる3つの近道

3.あなたはダメ母なんかじゃない!

主人との関係を改善するために何か月も時間をかけて、お互いの考えていることを話し合いました。

朝まで話していたことも1日2日はあったかな。

そこでも私は主人に「どーせ、私が悪いんでしょ。私がきちんとできないからダメだって思ってるんでしょ。」と言いました。

言っている傍からぽろぽろと涙が出て、強気な振りもできませんでした。

けれど主人は

「ダメじゃない!誰がお前にそんなこと言うんだ?あんなに一生懸命やってるお前のどこがダメなんだ!」

いつもは生返事ばかりで人の話を聞いているのかどうかも怪しいと思っていた彼が、はっきりきっぱりとそう言い切ってくれました。

「前々から言いたかったけど、お前のお母さんより俺の方が近くで見てる。お前が子供たちをどんな風に可愛がってるかも、一生懸命世話してくれているのも全部見てる。どこが子育てに向いてないのか分からないよ。ちゃんとやれてる。」

「知らないかもしれないけど、近所でも俺の職場でも有名だよ。いつも子供の手を引いてマメに散歩して、明るく挨拶してくれるよっていつも言われる。お前には勿体ない嫁さんだなぁって。それが俺は凄く自慢なんだ。」

そんな風に思っていてくれているなんて全く知りませんでしたので正直驚きました。

家事も子育ても私に任せっぱなし。

私の話を聞いているかどうかも疑ってしまいたくなるほどのマイペースな主人です。

でもそう言ってもらえて、ひどくホッとしました。

よかった…よかった…。

私はきちんと頑張れていたんだ。

ちゃんと見ていてくれたんだ。

私は…ダメじゃないのかもしれない。

そう思うととても嬉しかったです。

そして「お前が一生懸命やっていることはみんなが証明してくれるよ。」と。

私はずっとひとりぼっちだと思っていました。

話し相手は子供たちばかりで大人の友達も満足におらず、旧友たちは全国に散っていて会いたいときに会えるわけでもありません。

住んでいるところと言えば他人のゴシップが大好物!というような田舎の町です。

外から来た私は、なにか変なことをして村八分にでも遭わないかと気が気ではなく、ずっと気を張って心配していました。

「やりすぎなくらいきちんとやってくれてるよ。抱え込ませ過ぎた俺が悪かった。」

嫁いでからの数年分が少しは報われた瞬間でした。

だから子育てに奮闘して一生懸命やっているあなたのことはきっと誰かがきちんと見ていてくれて、応援してくれているはずですよ!

子供のことで悩んで、一喜一憂できるお母さんがダメなわけがないんです。

自分はダメだ、ダメだと自分で追い詰めないで。

うまく回るために必要ないくつかの小さなことが欠けているだけなんだと思います。

私も主人と話して彼がどんな風に関わってくれていたか、関わろうとしていてくれたか、彼から聞かされて初めて辻褄が合うことや知ることがたくさんありました。

子供はひとりでは育てられません。

むしろそうしない方がいいのかも。

素直に助けを求める勇気も必要なのだと、私は知りました。

頑張ってる自分を自分で傷つけないでくださいね。

怒鳴る子育て6

まとめ

  1. 怒鳴ってしまうのはお母さんの心の叫び
    あなたをそうさせる原因は生活の中にきっとあるはずです。
  2. 子供もお母さんも傷付きすぎると取り返しがつかないことに
    どうしようもなくなる前に誰かに間に入ってもらうのも手です。
  3. 自分にも少しは優しくしてあげて
    ダメじゃないですよ。大丈夫。

ぶっちゃけ子供に怒鳴ったりするのはあなただけじゃないです。

私も含めて、結構みんな怒鳴ってますよ(笑)

心配し過ぎないで、自分のこともお子さんを可愛がる半分くらいでもいいから優しくしてあげてくださいね。

世のお母さんが “子育てって楽しい”と思える日が1日でも多く増えますように!

子供が話を聞かないとき、どうしてる??
子どもが話を聞かなくて悩む人へ!!ママの話を聞く子になるコツとは??

Sponsored Links

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ